支持的技法

来談者中心療法や生活支援を行います。傾聴や共感的理解はあらゆるカウンセリング技法において重視されています。悩まれている方の個人的体験を一般論に当てはめることなく、幼少期から現在に至るまでの様々な話をお聞きしながら、ご自身の中にこそ問題を解決していける力があるということを確認していきます。一方、重い精神疾患を抱えている方には、傾聴や共感的理解をしすぎることはあまり望ましくないと考えられていますので、現実検討能力を支持(サポート)することを中心にします。主治医の了解が得られるならば、当カウンセリングルームを併用して具体的なストレスの軽減など日々の生活に役立つような対応方法を見つけていきます。